【薬剤師が網羅解説!】花粉目薬の選び方!

【薬剤師解説】花粉症・アレルギー点眼薬の選び方 | 成分比較と正しい使い方
点眼薬ガイド 完全版
目のかゆみ・炎症に 薬剤師監修

アレルギー目薬の正しい選び方

成分の違いから賢く薬剤を選択し、正しい使い方がわかる

成分・区分比較表

医療用と市販薬の違い

医療用(処方薬)は医師が症状を見ながら処方できるため、最近開発された成分や効果の高いステロイドなど幅広い症状に対応できるのがおすすめ。点眼回数が少ない成分やコンタクトレンズの上から点眼できるタイプもあります。一方市販薬は、抗アレルギー成分以外にも疲労回復や角膜修復充血改善など複数の成分がはいっているものが多く、1剤で悩みを解決できるものが多いです。まずは市販用を試し、症状や使い方で改善したい部分があれば受診を検討するとよいでしょう。

成分名 区分 タイプ 特徴
オロパタジン
(パタノール等)
医療用 抗ヒスタミン かゆみを抑える成分。ドクターも好んで処方することが多く、よく効くという声も多いと感じる。
d-クロルフェニラミン 市販薬 抗ヒスタミン 昔からある成分。痒みを止める効果が高いと言われており、市販薬の中でおすすめ成分。
エピナスチン
(アレジオン等)
医療用 抗ヒスタミン 持続性が長く、1日2回の点眼で済むタイプも。コンタクトOK製品もあり。
ペミロラスト 医療用 遊離抑制 アレルギーの元を抑える。飛散前から使う予防的使用が効果的。
グリチルリチン酸 市販薬 抗炎症 生薬由来。目の赤みや腫れなどの炎症を優しく鎮める。
フルオロメトロン 医療用 ステロイド 重症向け。強いかゆみや、まぶたの腫れに使用(要医師指示)。

アレルギー成分以外で重視する成分

タウリン

【角膜修復】こすってしまった時のダメージを修復し、新陳代謝を促進。

ナファゾリン

【充血改善】血管を収縮させ、素早く赤みを取る。多用によるリバウンドに注意。

複数使う場合の注意

  • 1 5分あける: すぐに次の薬を差すと、最初の薬が洗い流されます。(種類によっては10分開けなければいけないものもあります。)
  • 2 順番: サラサラした水溶性を先に、ドロっとした懸濁性を後に。眼軟膏は最後に。

開封後の期限

ボトルタイプ約1ヶ月
防腐剤フリー約1週間
1回使い切り即破棄

コンタクトレンズ装着時の注意点

防腐剤(ベンザルコニウム等)はレンズに吸着し、目に傷をつける恐れがあります。吸着率はソフトコンタクトレンズが高く、ハードは影響が少ないと言われて言います。ソフトの方でも、ワンデイの場合はその日に捨てるため、影響が少ないと言われています。コンタクトの上から使用可能なものだと、医療用にアレジオンがあります。コンタクトを使用している方は受診を検討するとよいでしょう。

「コンタクト用」または防腐剤フリー製品を選ぶ。

通常の目薬を差す際はレンズを外し、15分あけて再装着。

コンタクトの中では、ハードやワンデイコンタクトレンズ(一日で破棄するため)が影響が少ないと言われている。

※当ページは情報提供を目的としており、特定の商品の効果を保証するものではありません。
点眼に際しては必ず製品の添付文書を読み、医師・薬剤師または登録販売者に相談してください。

Okusuri Research