🔍 症状を診断する🏠 トップページへ今すぐ市販薬を診断する →

麻黄湯を薬剤師が解説

麻黄湯の効果・飲み方を薬剤師が解説 | 高熱・節々の痛みに
麻黄湯

※パッケージデザインは変更になる場合があります

第2類医薬品 漢方薬

麻黄湯 (まおうとう)

高めの発熱、ふしぶしの痛みに。
強力に温めて、汗で治す。

「寒気が強くて震える」「関節が痛い」といった、かぜやインフルエンザの初期症状に。
葛根湯よりも強力に体を温めて発汗を促し、熱や痛みの原因を発散させます。

楽天で最安値をチェック

成分解説:4つの生薬が強力に温める

麻黄湯は、体を強力に温めて発汗を促す4種類の生薬で構成されています。
漢方医学では、寒気(寒邪)が体の表面から侵入してブルブル震わせ(悪寒)、さらに内側へ入ることで「節々の痛み」を引き起こすと考えます。

配合生薬の働き

  • 麻黄
    (マオウ)
    体を温め、発汗を強く促します。寒気を追い出し、咳を鎮める働きもあります。
  • 桂枝
    (ケイシ)
    体を温め、頭痛やのぼせを改善します。麻黄の働きを助けます。
  • 杏仁
    (キョウニン)
    咳を鎮め、痰を出しやすくします。呼吸を楽にする働きがあります。
  • 甘草
    (カンゾウ)
    急激な症状を和らげ、全体の調和をとります。
※眠くなる成分は入っていません。

麻黄湯の特徴

特徴 1

高熱・節々の痛みに効く

「寒気がして震えが止まらない」「熱が高くて関節が痛い」といった、症状が激しいかぜの初期に効果を発揮します。
体を芯から温め、汗をかかせることで熱を下げ、痛みを和らげます。

特徴 2

インフルエンザの初期にも

急な発熱や関節痛を伴うインフルエンザのような症状(感冒)の初期対応としても適しています。 (※重症化リスクがある場合は医師の診療を受けてください)

特徴 3

眠くならない

抗ヒスタミン剤などの眠くなる成分を含んでいないため、仕事や受験勉強などで眠くなっては困る方にもおすすめです。

おすすめな人

  • 風邪のひきはじめで、寒気が強く震える
  • 熱が高く、体の節々(関節)が痛い
  • まだ汗をかいていない状態の方

服用できない人・注意が必要な人

  • 生後3ヶ月未満の乳児
  • 胃腸が弱い人(強い薬のため胃が荒れることがあります)
  • 汗をかいている人(さらに発汗させると体力を消耗します)
  • 高齢者、高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害のある人
  • 他の漢方薬や利尿薬、下剤、ホルモン剤などを服用している方

かぜとインフルエンザの違い

麻黄湯は、高熱や関節痛が出るインフルエンザ様の症状にも対応できます。
ただし、重症化のサイン(呼吸困難、意識障害など)がある場合は迷わず医療機関を受診してください。

項目 普通のかぜ インフルエンザ
発熱 微熱が多い 38℃以上の高熱
全身症状 軽い 強い(関節痛・筋肉痛・倦怠感)
進行 緩やか 急激

よくある質問 (FAQ)

いつ飲めばいいですか?

A. 「寒気がするが、まだ汗をかいていない」タイミングで服用してください。
チェックポイント:
✅ 寒気がして、熱がこもっている感じがない
✅ 首の後ろを冷やすと嫌な感じがする
✅ 鼻水が透明で水っぽい

汗をかいてから飲んでもいいですか?

A. おすすめしません。麻黄湯は発汗させることで熱を下げる薬です。すでに汗をかいている状態で服用すると、発汗過多になり体力を消耗してしまう可能性があります。

効果を高める方法は?

A. お湯で服用し、その後も温かい飲み物を飲んだり厚着をして、体を冷やさないようにしましょう。体を温めることで麻黄湯の効果(発汗作用)が高まります。