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竹茹温胆湯 を薬剤師が解説

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かぜやインフルエンザの後に「熱がすっきり下がらない」「咳が出て眠れない」といった症状が長引くときに使う漢方薬が竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)です。

体の中に残った余分な熱と水分を取り除き、気分を落ち着かせて安眠を促します。

このページのポイント
  • 第2類医薬品の漢方薬。13種類の生薬で体のバランスを整える
  • かぜ・インフルエンザの回復期に特化
  • 微熱が続く、咳が残る、だるいといった治りかけの症状に
  • 咳・痰と不眠を同時にケア
  • 強い眠気を催す成分は入っていない
  • 甘草を含むため、むくみ・高血圧・心臓病・腎臓病の方は注意
竹茹温胆湯のパッケージ

※パッケージデザインは変更になる場合があります

竹茹温胆湯の基本情報

分類 第2類医薬品(漢方薬)
配合生薬 竹茹/柴胡/黄連/麦門冬/桔梗/半夏/陳皮/枳実/茯苓/香附子/人参/甘草/生姜(13種類)
向く症状 かぜ・インフルエンザの回復期に残る微熱、咳、痰、不眠、だるさ
用法・用量 1日3回、食前または食間に水または白湯で服用
眠くなる成分 強い眠気を催す成分は含まれていません

※価格・在庫は販売店により異なります。上記リンクからの購入で当サイトに報酬が発生する場合があります(広告ポリシー

かぜが「すっきり治らない」原因

漢方では、かぜが長引く原因として2つを考えます。

1. 余熱(よねつ)

ウイルスとの戦いが終わった後も、微熱のような熱が体にくすぶっている状態。これがイライラや不眠を引き起こします。

2. 水の停滞

胃腸の働きが弱まり、余分な水分がうまく排出できず、それが痰となって咳の原因になります。

竹茹温胆湯は、このくすぶった熱を冷まし、余分な水分(痰)を追い出すことで、体をすっきりとした回復状態へ導きます。

竹茹温胆湯の特徴

「回復期」に特化

かぜやインフルエンザのピークは過ぎたけれど、微熱が続く、咳が残る、体がだるい……といった治りかけの時期に適しています。体力を補いながら残った症状を取り除きます。

咳・痰と不眠を同時にケア

夜になると咳き込んで眠れない、気分がさっぱりせずイライラして眠れないという方に。咳を鎮めると同時に、神経の興奮を抑えて安眠をサポートします。

強い眠気は出にくい

安眠を助ける効果はありますが、睡眠薬のような強い眠気を催す成分は入っていません。日中に服用しても支障がないため、仕事や勉強を頑張りたい方にも向きます。

成分解説:13種類の生薬

13種類もの生薬が、それぞれの役割で体のバランスを整えます。

熱を冷まし、咳を止める

竹茹(チクジョ)/柴胡(サイコ)/黄連(オウレン)/麦門冬(バクモンドウ)/桔梗(キキョウ)

痰を除き、気を巡らす

半夏(ハンゲ)/陳皮(チンピ)/枳実(キジツ)/茯苓(ブクリョウ)/香附子(コウブシ)。胃腸を整え、気分の落ち込みやイライラを改善します。

その他の生薬

人参(体力回復)/甘草(調和)/生姜(消化促進)

おすすめな人
  • かぜのあと、微熱や咳が続いてすっきりしない方
  • 咳や痰が多く、夜よく眠れない方
  • かぜの治りかけで、気分が塞ぎ込みがちな方
服用できない人・注意が必要な人
  • 生後3か月未満の乳児
  • 胃腸が極端に弱い人(下痢しやすい人)
  • むくみのある人、高血圧、心臓病、腎臓病の診断を受けた人(甘草が含まれるため)
  • 医師の治療を受けている人、妊婦など

飲み方(用法・用量)

1日3回、食前または食間に水または白湯で服用してください。

対象 1回量
成人(15才〜) 1包
7才以上15才未満 2/3包
4才以上7才未満 1/2包
2才以上4才未満 1/3包
2才未満 1/4包
用量は製品ごとに確認を

上記はクラシエ製品の例です。製品によって用量が異なる場合があります。1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。

よくある質問

Q. いつ飲めばいいですか?

A. かぜやインフルエンザの熱が下がってきたけれど、まだ咳が出る、体がだるい、眠れないといった回復期(治りかけ)のタイミングで服用してください。

Q. 不眠症にも効きますか?

A. 特に「かぜの後に体調が戻らず、イライラして眠れない」というタイプの不眠に効果的です。

Q. 飲み方のコツは?

A. 食前(食事の30分前)または食間(食事の2時間後)の空腹時に、水または白湯で飲んでください。

まとめ

竹茹温胆湯は、13種類の生薬でくすぶった熱と余分な水分を取り除く漢方薬です。かぜやインフルエンザの回復期に、微熱・咳・痰・不眠が長引くときがもっとも得意な場面です。ひきはじめには葛根湯や麻黄湯、乾いた咳には麦門冬湯というように、時期と症状で使い分けてください。

出典・参考情報:クラシエ薬品 竹茹温胆湯PMDA 添付文書
薬剤師監修 / 本ページは情報提供であり診断ではありません。使用前に添付文書を確認し、持病・服用中の薬がある方は薬剤師にご相談ください。免責事項

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