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ムヒHDの効果と使い方|乾燥によるかゆみ・湿疹に

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乾燥する季節、すねや背中がかゆくてかいてしまう——そんな大人の乾燥性のかゆみに向けて作られたのがムヒHDです。アンテドラッグ型ステロイドPVAに、かゆみ止めと肌の修復をサポートする成分を組み合わせた指定第2類医薬品。

虫さされ用のムヒアルファEXとは配合成分が少し異なります。何が違うのか、どんな場面に向くのかを整理します。

このページのポイント
  • PVA 0.15gジフェンヒドラミン塩酸塩1g(100g中)
  • アラントイン0.2g・パンテノール1gで肌の修復をサポート
  • 効能はかゆみ・湿疹・皮膚炎・かぶれ・あせも・じんましん・虫さされ
  • 水痘・みずむし・化膿した患部、目の周囲や粘膜には使用しない
  • 連用は顔2週間・その他4週間以内が目安

ムヒHDの基本情報

分類 指定第2類医薬品(鎮痒消炎薬)
有効成分
(100g中)
ジフェンヒドラミン塩酸塩 1g/プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル 0.15g/l-メントール 3.5g/アラントイン 0.2g/パンテノール 1g/イソプロピルメチルフェノール 0.1g
効能・効果 かゆみ、湿疹、皮膚炎、かぶれ、あせも、じんましん、虫さされ
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
製造販売元 株式会社池田模範堂

※価格・在庫は販売店により異なります。上記リンクからの購入で当サイトに報酬が発生する場合があります(広告ポリシー

「かゆみを止める」だけでなく「肌を立て直す」

乾燥によるかゆみは、かく→バリアが壊れる→さらにかゆくなる、という悪循環に入りやすいのが厄介なところです。ムヒHDは炎症とかゆみを抑える成分に加え、アラントインパンテノールという組織の修復を助ける成分を配合しています。

かゆみを止めるだけでは繰り返してしまう乾燥性の症状に対して、肌そのもののコンディションにも配慮した設計といえます。

ムヒアルファEXとの違い

ステロイド成分(PVA 0.15g)と抗ヒスタミン成分(ジフェンヒドラミン1g)の量は同じです。違いはそれ以外の成分で、ムヒアルファEXはクロタミトン・dl-カンフルを含み虫さされ向け、ムヒHDはアラントイン・パンテノールを含み乾燥性のかゆみ向けという設計です。

刺されて腫れているならアルファEX、乾燥してカサカサかゆいならHD——というのが実用的な選び分けになります。

こんな人に向いています
  • 乾燥する季節に体がかゆくなる
  • かいてしまって肌が荒れている
  • すね・背中・腕など広めの部位のかゆみ
  • かゆみ止めだけでは繰り返してしまう
使用できない部位・注意
  • 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等、化膿している患部
  • 創傷面、目の周囲、粘膜
  • 顔面への広範囲の使用
  • 長期連用(顔2週間・その他4週間以内が目安)

上手に使うコツ

入浴後の保湿とセットで

乾燥性のかゆみは保湿が土台です。かゆみが強い部分に本剤、それ以外は保湿剤、という使い分けにすると薬に頼りすぎずに済みます。

熱いお風呂・こすり洗いを避ける

熱いお湯やナイロンタオルでの摩擦はかゆみを悪化させます。ぬるめの湯温と、やさしい洗い方を心がけてください。

湿潤やただれが強いときは相談を

ジュクジュクした湿潤・ただれが著しい場合や、患部が広範囲の場合は、使用前に医師・薬剤師にご相談ください。化膿している部位には使用できません。

受診の目安

5〜6日使っても症状がよくならない、かゆみが全身に広がる、発熱や強い腫れをともなう、皮膚が厚くごわついてきた場合は、皮膚科の受診をご検討ください。糖尿病など持病がある方の慢性的なかゆみも、一度受診をおすすめします。

よくある質問

Q. ムヒアルファEXとどちらを選べばいいですか?

A. 刺されて腫れているならムヒアルファEX、乾燥してカサカサかゆいならムヒHDが向きます。ステロイドと抗ヒスタミン成分の量は同じで、補助成分が異なります。

Q. 毎日塗り続けても大丈夫ですか?

A. 長期連用は避けてください(顔2週間・その他の部位4週間以内が目安)。症状が落ち着いたら保湿剤に切り替えるのが基本です。

Q. 顔のかゆみにも使えますか?

A. 顔面への広範囲の使用は避けることとされています。目の周りや粘膜には使用できません。顔の症状が続く場合は皮膚科へ。

まとめ

ムヒHDは、アンテドラッグ型ステロイドPVAとかゆみ止めに、肌の修復を助けるアラントイン・パンテノールを組み合わせた外用薬です。乾燥によるかゆみに向き、虫さされ中心ならムヒアルファEXが選択肢。いずれも連用期間と使用部位の制限を守って使いましょう。

薬剤師監修 / 本ページは情報提供であり診断ではありません。使用前に添付文書を確認し、持病・服用中の薬がある方は薬剤師にご相談ください。免責事項