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ストナ去痰カプセルは眠くなる?ストナ製品の眠気を比較

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痰がからむので薬を飲みたいけれど、仕事や運転があるので眠くなっては困る。そんなときにストナ去痰カプセルで眠くなるのかを、配合成分から整理します。似た名前の「ストナ」製品との違いも一緒に確認します。

結論
眠くなる成分は入っていません

ストナ去痰カプセルの有効成分はL-カルボシステインとブロムヘキシン塩酸塩の2つだけです。眠気の原因になる抗ヒスタミン成分やコデイン類は配合されていないため、日中でも使いやすい薬です。注意したいのは、かぜ薬や咳止めと一緒に飲んだときで、その場合は相手の薬の成分で眠くなります。

この記事の要点
  • 有効成分は去痰成分2つだけ。眠くなる成分は配合されていない
  • 同じ「ストナ」でも、プラスジェルEX・ジェルサイナスEXは眠くなる
  • 眠気の正体は抗ヒスタミン成分とジヒドロコデイン。名前ではなく成分で見分ける
  • ほかの鎮咳去痰薬・かぜ薬との併用は添付文書で避けることとされている
  • 飲んだあとに強い眠気が出たときは、重ねて飲んだ薬がないか確認する

なぜ眠くならないのか

市販の咳・痰の薬で眠気が出るのは、ほとんどが次の2種類の成分によるものです。ストナ去痰カプセルには、そのどちらも入っていません。

成分 役割 眠気
L-カルボシステイン 痰の粘りを下げて出しやすくする 起こさない
ブロムヘキシン塩酸塩 気道の分泌を高め、線毛運動を活発にする 起こさない
抗ヒスタミン成分 (本剤には不配合)鼻水・くしゃみを抑える 強く出やすい
ジヒドロコデインなど (本剤には不配合)咳中枢に働いて咳を鎮める 出やすい

※ 下2つは比較のために挙げた成分で、ストナ去痰カプセルには含まれていません。

眠気が出る成分の全体像は市販薬で眠くなる成分と眠くならない薬の選び方でまとめています。

同じ「ストナ」でも眠くなる製品があります

ここがいちばん間違えやすいところです。「ストナ」は佐藤製薬のブランド名で、中身の成分は製品ごとにまったく違います。去痰カプセル以外は眠くなるものが多いため、名前だけで選ぶと想定と違う結果になります。

製品 眠くなる成分 眠気
ストナ去痰カプセル なし(去痰成分2つのみ) 出ない
ストナプラスジェルEX ジフェニルピラリン塩酸塩/ジヒドロコデインリン酸塩 出る
ストナジェルサイナスEX ジフェニルピラリン塩酸塩/ジヒドロコデインリン酸塩 出る

※ 1日量(6カプセル)あたりの配合成分で比較しています。

とくにストナプラスジェルEXは、去痰カプセルと同じL-カルボシステインとブロムヘキシンを含んだうえで、咳止め・解熱鎮痛・抗ヒスタミン成分を足した総合感冒薬です。去痰成分が同じだから眠気も同じ、とはなりません。製品ごとの眠気はストナプラスジェルEXの眠気、ストナジェルサイナスEXの眠気で個別にまとめています。

それでも眠いと感じたときに考えること

1

かぜ薬や咳止めを重ねて飲んでいないか

いちばん多い原因です。総合感冒薬や市販の咳止めには抗ヒスタミン成分やジヒドロコデインが入っていることが多く、そちらで眠くなります。成分も重複するため、そもそも併用は避ける必要があります。

2

アレルギーの薬や酔い止めを飲んでいないか

花粉症の薬、かゆみ止めの飲み薬、酔い止めなどにも抗ヒスタミン成分が使われています。市販薬どうしでも眠気は足し算になります。

3

薬ではなく、かぜそのものの影響ではないか

発熱や睡眠不足でも強いだるさが出ます。痰がからんで夜に何度も目が覚めていると、日中の眠気として現れることがあります。

このときは服用をやめて相談を
  • 発疹・発赤、かゆみが出た
  • 吐き気・嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢が続く
  • 3〜4日間服用しても痰のからみが変わらない、または悪化している
  • 咳が2〜3週間以上続いている
  • 息苦しさがある、血の混じった痰が出る

眠くならない薬を選ぶなら

目的が「痰」なのか「咳」なのかで、選ぶ薬が変わります。どちらも眠くなる成分を含まない選択肢です。

痰がからんで切れにくいとき
ストナ去痰カプセルのパッケージ
ストナ去痰カプセル

成分・使い方をくわしく見る →

L-カルボシステインとブロムヘキシンを基準最大量で配合した去痰薬です。眠くなる成分を含まず、8才から使えます。咳そのものを止める成分は入っていないため、痰のからみが主症状のときに向きます。

痰が少なく、乾いた咳が続くとき

6種類の生薬からなる漢方薬で、のどをうるおして乾いた咳をしずめる方向にはたらきます。眠くなる成分は入っていません。痰が多くからむタイプの咳には向きません。

咳・のどの薬全体の選び方は咳・喉に効く市販薬の選び方、飲んでも変化がないときは咳止めが効かないときの見直し方をご覧ください。

薬と一緒にやっておきたいこと
  • 水分をこまめにとる。痰は乾くと粘りが強くなります
  • 室内の湿度は50〜60%を目安に保つ
  • 食後に服用する(1日3回、15才以上は1回2カプセル)
  • 効かないからと量を増やしたり、ほかの咳止めを重ねたりしない
  • 服用で一時的に痰の量が増えることがありますが、これは効果によるものです

よくある質問

Q. ストナ去痰カプセルで眠くなりますか。

眠くなる成分は配合されていません。有効成分はL-カルボシステインとブロムヘキシン塩酸塩の2つだけで、眠気の原因になる抗ヒスタミン成分やコデイン類は入っていません。

Q. 服用後に車を運転してもいいですか。

眠気を起こす成分は含まれていません。ただし体調によってだるさを感じることはあるため、いつもと違うと感じたときは運転を控えてください。かぜ薬や咳止めを一緒に飲んだ場合は、そちらの成分で眠くなることがあります。

Q. かぜ薬や咳止めと一緒に飲めますか。

併用はできません。添付文書でも、ほかの鎮咳去痰薬・かぜ薬とは一緒に飲まないこととされています。去痰成分が重なるうえ、かぜ薬側の抗ヒスタミン成分やコデイン類で眠くなります。

Q. 「ストナ」という名前の薬はすべて眠くならないのですか。

いいえ。ストナプラスジェルEXやストナジェルサイナスEXには抗ヒスタミン成分とジヒドロコデインが配合されており、眠気が出ます。ブランド名ではなく成分で判断してください。

Q. 子どもにも使えますか。

8才から服用できます。8才未満は服用しないでください。8〜14才は1回1カプセル、15才以上は1回2カプセル、いずれも1日3回食後です。

まとめ

この記事のまとめ
  • ストナ去痰カプセルに眠くなる成分は入っていない
  • 有効成分はL-カルボシステインとブロムヘキシン塩酸塩の2つだけ
  • 同じ「ストナ」でもプラスジェルEX・ジェルサイナスEXは眠くなる
  • かぜ薬・咳止めとの併用は避ける。眠気も成分の重複も起きる
  • 強い眠気があるときは、ほかに飲んでいる薬がないか確認する

薬そのものの成分や使い方はストナ去痰カプセルの解説ページ、のどに落ちる痰が気になるときは後鼻漏と市販の去痰薬でまとめています。

本記事は市販薬の成分と特徴をもとにした一般的な情報です。症状の感じ方や適する薬には個人差があります。持病のある方、ほかの薬を使用中の方、妊娠中・授乳中の方は、薬剤師・登録販売者にご相談ください。

飲み方と効くまでの目安

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