同じ「湿布」でも、家庭の常備薬として定番のサロンパスAeと、痛みをしっかり抑えたいときのロキソニンSテープでは、含まれている痛み止め成分がまったく違います。
第3類医薬品と第2類医薬品という区分の差にも、その違いが表れています。軽い肩こり・筋肉疲労にはサロンパスAe、炎症をともなうつらい痛みにはロキソニンSテープ——選び方を整理します。
結論:どちらを選ぶ?
- ロキソプロフェン配合のNSAIDs(第2類)
- 炎症をともなう腰痛・肩の痛みに
- 1日1回でよく貼り替えが楽
- 15歳未満は不可/連続2週間まで
比較表
「第3類」と「第2類」の差は何を意味するのか
医薬品のリスク区分は、副作用などのリスクの程度で分けられています。サロンパスAeの主成分サリチル酸メチルは昔ながらの穏やかな鎮痛消炎成分で、第3類医薬品。ロキソニンSテープはNSAIDsであるロキソプロフェンを配合し、第2類医薬品として年齢や使用期間の制限が設けられています。
つまり、効果への期待が大きいほど、守るべき条件も増えるという関係です。軽い症状にわざわざ制限の多い薬を使う必要はありませんし、逆に炎症をともなう強い痛みに穏やかなタイプでは物足りないことがあります。
かぶれやすい人はどうする?
サロンパスAeは高分子吸収体が汗を吸収し、皮膚への刺激を抑えた「カブレにくい」設計です。湿布でかぶれた経験がある方には現実的な選択肢になります。
ロキソニンSテープを使う場合も、同じ場所に貼り続けない・入浴直後は避ける・汗を拭いてから貼るといった工夫でトラブルを減らせます。かぶれが広がる、治らない場合は皮膚科へ。
シーン別の使い分け
ロキソニンSテープなどNSAIDs配合の貼り薬は、皮膚から吸収されて全身にも作用します。飲み薬の痛み止めと併用すると成分が重なることがあるため、併用前に薬剤師へご相談ください。また、連続して2週間以上の使用は避けてください。
5〜6日使っても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師・薬剤師にご相談ください。脚のしびれや力が入らない、じっとしていても激しく痛む、発熱をともなう、転倒や事故のあとで強く痛むといった場合は、整形外科を受診してください。
よくある質問
まとめ
サロンパスAeとロキソニンSテープは、痛み止め成分もリスク区分も違います。軽い肩こり・筋肉疲労にはサロンパスAe(第3類・かぶれにくい)、炎症をともなうつらい痛みにはロキソニンSテープ(第2類・1日1回)。年齢や使用期間の制限も異なるため、症状の強さで使い分けてください。