同じ「貼り薬」でも、バンテリンコーワパップSとフェイタス5.0では剤形が違います。前者は水分を含んだ厚めのパップ剤、後者は薄く伸びるテープ剤。成分もインドメタシンとフェルビナクで異なります。
選ぶ基準は「貼る部位」と「肌の相性」。ひじ・ひざなど動かす場所にはパップ剤、服の下で目立たせたくないならテープ剤——その理由を整理します。
結論:どちらを選ぶ?
- インドメタシン0.5g配合(膏体100g中)
- 厚みがあり貼るとひんやり
- タテ・ヨコに伸びて関節にフィット
- 1日2回まで/15歳以上
比較表
剤形の差は「フィット感」と「肌への負担」に出る
パップ剤は水分を含むぶん厚みがあり、貼った瞬間にひんやりします。粘着力は控えめで、はがすときの皮膚への負担が比較的少ないのが特長。関節のように曲げ伸ばしする部位でも、伸縮性でつっぱりにくくなっています。
テープ剤は薄く密着性が高いため、長時間貼っていてもズレにくく、服の下でもかさばりません。一方で粘着力が強いぶん、同じ場所に貼り続けるとかぶれやすい面もあります。
成分の違いは「強さ」ではない
インドメタシンもフェルビナクもNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)で、痛みや炎症のもとになる物質の生成を抑えます。貼り薬では配合量・膏体設計・貼付時間で皮膚から届く量が変わるため、成分名だけで優劣は決められません。
実際は「貼る部位に合うか」「肌に合うか」「枚数と価格」で選ぶのが現実的です。フェイタス5.0は50枚入りまであり、続けて使う場合のコストを抑えやすい構成になっています。
シーン別の使い分け
どちらもNSAIDs配合で、ぜんそくを起こしたことがある人・15歳未満は使用できません。目の周囲・粘膜・湿疹・かぶれ・傷口には貼らないこと、連続して2週間以上使わないことも共通です。飲み薬の痛み止めとの併用前には薬剤師にご相談ください。
5〜6日使っても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師・薬剤師にご相談ください。脚のしびれ、力が入らない、じっとしていても激しく痛む、発熱をともなう場合は整形外科を受診してください。
よくある質問
まとめ
バンテリンコーワパップSとフェイタス5.0は、剤形と成分が違う貼り薬です。ひじ・ひざなど動かす部位やひんやり感を求めるならパップ剤のバンテリン、薄さ・目立ちにくさ・枚数を重視するならテープ剤のフェイタス5.0。どちらも15歳未満は使えず、連続2週間までという上限は共通です。