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酸化マグネシウムE便秘薬の効果と使い方|クセになりにくい便秘薬

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市販の便秘薬でまず候補になるのが酸化マグネシウムE便秘薬です。医療機関でも広く処方される酸化マグネシウムを有効成分とする第3類医薬品で、腸を刺激せずに便をやわらかくするタイプ。

刺激性の下剤と違ってクセになりにくいとされ、量を調節しながら使えるのが特徴です。仕組みと正しい使い方、注意点を薬剤師の視点で整理します。

このページのポイント
  • 有効成分は酸化マグネシウム(6錠中2000mg)
  • 腸に水を集めて便をやわらかくする非刺激性タイプ
  • 1日1回就寝前(または空腹時)に服用
  • 初回は最小量から始め、便の状態を見ながら調節
  • 腎臓病の診断を受けた人は要相談(高マグネシウム血症に注意)

酸化マグネシウムE便秘薬の基本情報

分類 第3類医薬品(瀉下薬)
有効成分
(6錠中)
酸化マグネシウム 2000mg
効能・効果 便秘。便秘に伴う次の症状の緩和:頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振、腹部膨満、腸内異常醗酵、痔
用法・用量 大人(15歳以上)1回3〜6錠/11〜15歳未満1回2〜4錠/7〜11歳未満1回2〜3錠
※1日1回就寝前(又は空腹時)。初回は最小量から始め、便通をみて増減
製造販売元 健栄製薬株式会社

※価格・在庫は販売店により異なります。上記リンクからの購入で当サイトに報酬が発生する場合があります(広告ポリシー

「腸を刺激しない」とはどういうことか

便秘薬は大きく2つに分かれます。ひとつは腸を直接刺激して動かす刺激性タイプ(ビサコジルやセンノシドなど)。もうひとつが本剤のような非刺激性(浸透圧性)タイプです。

酸化マグネシウムは腸の中で水分を引き寄せ、便に水を含ませてやわらかくすることで自然な排便を促します。腸そのものを叩き起こすわけではないため、連用による耐性(だんだん効かなくなる)が起こりにくいとされ、便秘薬の第一選択として扱われることが多い成分です。

量を調節して使う薬

本剤の用法には幅があります(大人1回3〜6錠)。これは便の状態を見ながら調節することを前提にしているためです。添付文書でも初回は最小量からとされています。

効きすぎて下痢になる場合は減量、硬いままなら少し増やす、という調整で自分に合う量を見つけてください。あわせて水分をしっかりとると、便がやわらかくなりやすくなります。

こんな人に向いています
  • 便が硬くて出にくい
  • 刺激性の便秘薬でお腹が痛くなった経験がある
  • 毎日ではなく必要に応じて調節して使いたい
  • 妊娠中や高齢で薬選びに慎重になりたい(要相談)
注意が必要な人
  • 腎臓病の診断を受けた人(高マグネシウム血症のリスク)
  • 医師の治療を受けている人、妊婦、高齢者は事前に相談
  • はげしい腹痛・吐き気・嘔吐がある人
  • 他の瀉下薬(下剤)との併用は不可

上手に使うコツ

就寝前に、水を多めに

1日1回就寝前(または空腹時)が基本です。水分が少ないと便がやわらかくなりにくいため、日中もこまめに水分をとりましょう。

出ない日が続いても急に増やさない

用法の範囲内で少しずつ調節します。数日使っても改善しない場合は、量を増やし続けるより相談を優先してください。

他の薬との飲み合わせに注意

酸化マグネシウムは一部の抗菌薬や骨粗しょう症治療薬などの吸収に影響することがあります。服用中の薬がある場合は、時間をあける必要があるかどうかを薬剤師にご確認ください。また、他の下剤との併用はしないでください

受診の目安

吐き気・嘔吐をともなう強い腹痛、便に血が混じる、便が細くなった、体重が減ってきたといった症状がある場合は、市販薬で対応せず消化器内科を受診してください。高齢の方や腎機能に不安がある方が長く使う場合も、医師への相談をおすすめします。

よくある質問

Q. クセになりませんか?

A. 酸化マグネシウムは腸を直接刺激しないタイプで、刺激性下剤に比べて耐性が生じにくいとされています。ただし漫然と長期使用するのではなく、生活習慣の見直しと併せて使うのが基本です。

Q. 何錠から始めればいいですか?

A. 大人は1回3錠(最小量)から始め、便の状態を見ながら6錠までの範囲で調節します。効きすぎるときは減らしてください。

Q. 妊娠中でも使えますか?

A. 妊婦は使用前に医師・薬剤師への相談が必要です。自己判断で服用せず、必ず確認してください。

まとめ

酸化マグネシウムE便秘薬は、腸を刺激せず便をやわらかくする非刺激性の便秘薬です。初回は最小量から、便の状態を見ながら調節して使います。腎臓病の診断を受けた人は要相談、他の下剤との併用は不可という点を守ってください。

薬剤師監修 / 本ページは情報提供であり診断ではありません。使用前に添付文書を確認し、持病・服用中の薬がある方は薬剤師にご相談ください。免責事項
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