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パブロンS咳止めを薬剤師が解説

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気管支を広げて咳を鎮める成分に加え、痰を出しやすくするブロムヘキシン塩酸塩を配合した鎮咳去痰薬がパブロンSせき止めです。

つらい咳や切れにくい痰に幅広く効く複合処方ですが、眠気や便秘などの副作用があり、運転など危険をともなう作業はできません

このページのポイント
  • 指定第2類医薬品(鎮咳去痰薬)
  • 咳の中枢・気管支・アレルギー・痰の6成分による複合処方
  • ブロムヘキシンでねばつく痰をサラサラに
  • 中身が液状のソフトカプセルで素早く溶ける
  • 眠気・口のかわき・便秘に注意(運転・機械操作は不可)
  • 12歳から服用可能
パブロンSせき止めのパッケージ

※パッケージデザインは変更になる場合があります

パブロンSせき止めの基本情報

分類 指定第2類医薬品(鎮咳去痰薬)
有効成分
(2カプセル・1回量中)
ブロムヘキシン塩酸塩 4mg/ジヒドロコデインリン酸塩 10mg/ノスカピン 20mg/dl-メチルエフェドリン塩酸塩 25mg/マレイン酸カルビノキサミン 4mg/無水カフェイン 50mg
添加物 バレイショデンプン、中鎖脂肪酸トリグリセリド、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ゼラチン、グリセリン、ポリソルベート80、パラベン、酸化チタン、黄色5号
用法・用量 成人(15歳以上)1回2カプセル/12〜14歳 1回1カプセル、1日3回・食後なるべく30分以内(12歳未満は服用しないこと)
眠くなる成分 含まれています(抗ヒスタミン成分)

※価格・在庫は販売店により異なります。上記リンクからの購入で当サイトに報酬が発生する場合があります(広告ポリシー

成分の働きとメカニズム

痰を出しやすくする:ブロムヘキシン塩酸塩

気道粘液の分泌を促進し、のどに絡まるしつこい痰をサラサラにします。線毛運動を活発にして痰を外へ排出しやすくします。

咳を鎮める:ジヒドロコデインリン酸塩

脳にある「せき中枢」に直接働きかけ、咳の発生を強力に抑えます。効き目がよい半面、便秘になりやすいので注意が必要です。

咳を鎮め呼吸を楽に:ノスカピン

せき中枢に働き咳を鎮めます。気管支を広げる作用もあわせ持ち、呼吸を楽にします。

気管支を広げる:dl-メチルエフェドリン塩酸塩

交感神経を刺激して狭くなった気管支を広げます。呼吸を楽にし、咳を鎮めます。

アレルギー性の咳に:マレイン酸カルビノキサミン

抗ヒスタミン作用により、アレルギーが原因となっている咳を鎮めます。効き目に優れる反面、口の中が渇いたり眠気が起こるなど、高齢の方や持病のある方には注意が必要です。

その他:無水カフェイン

中枢神経に作用して、他の成分の働きを助けます。

パブロンSせき止めの特徴

「ブロムヘキシン」で痰対策

気道粘液の分泌を促進し、ねばつく痰をサラサラにして出しやすくする成分を配合しています。痰が絡んで不快な咳に効果的です。

つらい咳を鎮める複合処方

咳の中枢に働く成分、気管支を広げる成分、アレルギー性の咳を抑える成分など、さまざまな角度から咳にアプローチします。

早く溶けるソフトカプセル

中身が液状のソフトカプセルなので体内で素早く溶け出します。PTPシート包装で携帯にも便利です。

おすすめな人
  • 痰がからんで出しにくい方
  • 咳がひどくて眠れない方
  • 眠気が気にならない方
注意すべき人(相談してください)
  • 妊婦または妊娠していると思われる人
  • 便秘がひどい方(便秘になりやすい成分を含む)
  • 高齢の方・医師の治療を受けている人
  • 特に緑内障、排尿障害のある方

服用できない人

次の方は服用しないでください

同系統の効果をもつ薬を服用している方/12歳未満のお子さま/本剤や鶏卵によりアレルギー症状を起こしたことがある人/服用後に車の運転や機械の操作をする方(眠気)/薬の制限がある緑内障、前立腺肥大の方/授乳中の人(服用する場合は授乳を避けてください)

飲み方(用法・用量)

次の量を食後なるべく30分以内に水またはぬるま湯で服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 2カプセル 3回
12〜14歳 1カプセル 3回
12歳未満 服用しないこと
取り出し方に注意

カプセルの入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して、裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用してください。

してはいけないこと

服用後は乗物・機械類の運転操作をしないでください(眠気等があらわれることがあります)。授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。

副作用について

次の症状が出た場合は直ちに服用を中止し、医師・薬剤師にご相談ください。

部位 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ
消化器 吐き気・嘔吐、食欲不振、腹痛
精神神経系 めまい
呼吸器 息苦しさ、息切れ

※便秘、口の渇き、眠気があらわれることがあります。症状が持続または増強した場合は中止し、医師・薬剤師にご相談ください。

よくある質問

Q. 眠くなりますか?

A. 抗ヒスタミン成分が含まれているため眠気があらわれることがあります。服用後は車の運転や機械の操作をしないでください。

Q. 便秘になりやすいと聞きました

A. ジヒドロコデインリン酸塩は咳を強力に抑える一方で便秘になりやすい成分です。便秘がひどい方は事前に薬剤師にご相談ください。

Q. ストナ去痰カプセルとどう違いますか?

A. ストナ去痰カプセルは痰を出すことに特化した去痰薬です。パブロンSせき止めは咳を止める成分も含むため、咳と痰の両方がつらいときに向きます。

まとめ

パブロンSせき止めは、咳の中枢・気管支・アレルギー・痰に働く6成分を配合した鎮咳去痰薬です。咳と痰の両方がつらいときに幅広く対応できます。一方で眠気・口のかわき・便秘といった副作用があり、運転前には使えません。痰だけが気になる場合は去痰薬のほうが向きます。

出典・参考情報:大正製薬PMDA 添付文書
薬剤師監修 / 本ページは情報提供であり診断ではありません。使用前に添付文書を確認し、持病・服用中の薬がある方は薬剤師にご相談ください。免責事項

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